突然かかってきた一本の電話
今、見覚えのない番号からスマホに着信がありました！表示は「＋8037〜」。海外からの電話？詐欺？などと思いつつ出てみると、相手は開口一番こう言いました。
「警視庁の〇〇です。あなた名義のカードが岩手県で資金洗浄に使われています」
一瞬「え？」と心拍数が上がります。頭では9割詐欺と確信しているのですが、体は動揺して心拍数が高いままで、緊張状態です。ですが、こういう手口があることは知っていたので、冷静に？対処しました。
結果的に、こちらが“ある一言”を返した瞬間、最後は電話をガチャ切り。典型的な詐欺電話だったわけですが、警察から電話で、「名前・居住地・カード犯罪」というワードを突然突きつけられると、人の心が揺さぶられるとよくわかりました。
今回のブログでは、実際のやり取り・相手の反応・感じたことなどを、体験談としてそのまま紹介します。もし同じような電話があなたに来たら、少しは役に立つはずです。対処ポイントはChatGPTさんに教えてもらいました。
実際のやり取り
ついに自分にも詐欺電話がかかってきました。発信表示は「＋8037～」という見慣れない番号。国際電話っぽい表示に一瞬構えましたが、とりあえず出てみることにしました。
電話に出ると、開口一番こう言われました。
「警視庁の〇〇です。岩手県で発生した資金洗浄事件に、福田さん名義のカードが使われています」
この時点で、「なるほど、そういうパターンか」と察しました。とはいえ、警視庁と言われると心拍数が上がるものですね。自分でもびっくりしました。詐欺だと頭ではわかっているのに、体が動揺しているのです。
ただ、動揺しつつも冷静に考えました。携帯番号と名前だけのリストに電話しているだけだと推測、相手の出方を試すつもりで、こちらからこう言いました。
「事情聴取が必要なら、自宅まで来てください。対応しますよ」
すると相手はすかさず、
「福岡のご自宅ですか？」
と言ってきました。
こちらの住所エリアまで把握していることに、少しだけ驚きました。一体どこからリストを手に入れてるんだと。。。
その後、こう返しました。
「はい、福岡の自宅で大丈夫です。事情聴取ならどうぞお越しください」
その瞬間、相手の空気が少し変わりました。そこで出てきた言葉がこれです。
「……では、逮捕状を持って伺います」
事情聴取に応じると言っている相手に、いきなり逮捕状。ここでようやく、100％安心できました。
なので、
「ちょっと待ってください。事情聴取なのに、なぜ逮捕状なんですか？」
と言うと、言った瞬間、相手は無言のままガチャ切り。実にわかりやすい結末でした。
情報の出どころ
それにしても、名前・携帯番号・居住エリアまで知られていたのは事実です。
実は最近、持ってるクレジットカードを、よりポイントが溜まりやすいようにしようとして、3枚新しいカードを作成しました。そうすると新しいカードを登録したメールに迷惑メールがガンガン届くようになったんですよね。
また、TikTokの広告を実施したら、その広告費を払ったカードが、直後に不正使用されたなんて事件も起きました。
そんなこともあったので、ChatGPTさんに情報の出どころを聞きました。が、「情報の出どころは特定できません」と言われてしまいましたね。通販、保険、会員登録、資料請求、懸賞応募、企業の情報漏えい、名簿業者──出どころは多岐にわたり、特定は困難だと。「自分だけ狙われた」と考える必要はなく、「誰でもリストに載っている可能性がある」と捉える方が現実的だそうです。なるほど。
ま、情報の出どころがわかった所で、自分にできることは何も無いですしね。
ChatGPTに聞いた詐欺電話の対処法
今回、詐欺電話がかかって来て、どのように対処すればよかったか？などをChatGPTさんに聞いて見ました。
詐欺電話だとわかっていても、突然かかってくれば心臓はドキドキします。これは正常な反応です。むしろ何も感じなくなる方が危険です。大事なのは、「不安を感じながらも、主導権を渡さないこと」。それだけで相手は勝手に逃げていきます。
だそうです。
誰でも使える対処法として、下記を挙げてくれました。
・その場で個人情報を言わない
・相手の所属、氏名（フルネーム）、担当部署の電話番号を聞く
・代表番号を聞いて「代表番号にかけ直します」と言う
・会話を長引かせず切ってOK
・不安なら#9110や警察へ相談
・家族にも共有しておく
詐欺電話、実際にかかってきたら動揺します。詐欺だなっと思いつつも動揺しまくりで冷静に対処できないということがよくわかりました。
この体験が、衝撃すぎてブログに書いてみました。誰かの備えになれば幸いです。
コメント