刺激的な一冊に出会いました。
アウトプットの質を高めようとするなら、
よりクリエイティブでいようと思うなら、
インプットの質を高めなくてはいけない。
インプット無くして、アイデアなんて出てくるはずはなく、
アイデアは、インプットした要素の掛け合わせでしか無い!
ということが書かれています。
その通りだと思うのですが、本書が面白いのは
目のインプット(読書編・ヴィジュアル編)
耳のインプット
口のインプット
という分け方をしていること。
目のインプット読書編は、読書の重要性を訴えて、ヴィジュアル編は
写真や映画を見ることを訴えています。
耳のインプットは、音楽を聞くことの重要性を
口のインプットは、食事の重要性を訴えていますが、
口のインプットは、クリエイティブになるというより、
クリエイターたるものは、健康に気をつけよう的な内容でした。
衝撃を受けたのは、耳のインプットで
音楽のセンスが悪い人間は、クリエーション全般のセンスも悪い。
と断言していること。
著者の出会う人間で、クリエイティブのセンスのいい人は、みんな音楽のセンスも良かったそうです。
また、村上春樹も「音楽的な耳を持っていないと、文章ってうまく書けないんです。」
言っているらしく、
科学的根拠は書かれていないものの、ちょっと音楽を聞こうかなと思いました。
あと、目のインプット・ヴィジュアル編で、
クリエイティブな人が写真集やファッション誌をよく見ているという話。
雑誌は、仕事柄よく見てますが、写真集は購入した事がないなー。
この本を読んで、個人的には
定期的に美術館に行き、映画館で映画を見る。
毎日、音楽を聞く時間を設けて音楽を聞く。
ファッション雑誌をチェックする。
という習慣を取り入れようと思いました。
ビジネスマンにオススメの1冊です。
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